夏になると「8月のマリーナ」を聴きたくなる
「8月のマリーナ」
とある海辺の街に住む女の子のひと夏を描いた曲
一番では女の子の住む街を「溶け込んだらもう どのアングルも ポスターみたい」と、旅行客を「テーブル パラソル ストライプ この夏の かき氷 どんな味がラインアップ?」と表現し、きれいで人気のある街であることを如実に表現している。
2番ではそんな観光地へバカンスに来た男の子との出会いが描かれている「はじめから長い時間灼くと、真っ赤になる」と、肌の焼き方を知る彼女は「太陽とも時間をかけて友達になる」のだから、この街のいい場所をまわってゆっくり男の子と友達になることを思いつく
ラスサビ前では、バカンスから帰る男の子へある約束をお願いする
「きみの住む街の写真 おくってね
私からかえすのは いろんな顔の 天然色の海の風景」とまた来てほしいとは言わずに、送る写真でこの街を思い出してほしいというのだ
恥ずかしいのか、本心なのか、、、
別れなのに平然と笑顔で言ってそうなところが想像できて何ともかわいらしい
最後に一番とおなじサビでこの街の情景を描き、このひと夏の物語は幕を閉じる
直接的に心情を表さなくとも、多彩な表現で明るい曲ながらも少し切ない気持ちにしてくれるこの曲が好きだ
最後まで読んでくれたのなら、ぜひ聞いてみてほしい
おしまい。
今週のお題「夏うた」